GO-AHEADの日記

GO-AHEADで出版した書籍の紹介をします

基礎から学ぶ高校物理(力学編)-14

基礎から学ぶ 高校物理 (力学)

amazon kindleを出版しました。


1章 物体の運動

 

1. 速さと等速直線運動 問題1

(1)100秒間に、自転車で500[m]移動した。このときの速さ[m/s]を求めなさい。

また、そのときの時速[km/h]も求めなさい。

 

速さを$v$とすると

$v=\dfrac{1000}{100}=10[m/s]=36[km/s]$

 

(2)速さ5[m/s]で200[m]移動した。移動にかかった時間[s]を求めなさい。

 

移動にかかった時間を$t[s]$とすると、

$t=\dfrac{200}{5}=40[s]$

 

(3)図は等速直線運動の$x-t$図である。
$t_0=10.0,x_0=50.0$のとき,速さ[m/s]を求めなさい。

 

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距離は$x_0=50.0[m]$で、かかった時間が$t_0=10.0[s]$なので 、速さvは

$v=\dfrac{50.0}{10.0}=5.00[m/s]$

 

ここでは、説明しませんでしたが、有効数字が、距離$x_0$、時間$t_0$のどちらも3桁なので、答えの有効数字も3桁にしています。学校で問題を解くと二は有効数字にも注意しましょう。

 

(4)等速直線運動の$v-t$図を示している。
$t_0=10,v_0=5.0$のとき,$t_0[s]$間に進んだ距離$[m]$を求めなさい。

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時間$t_0=10[s]$,速さ$v_0=5.0[m/s]$より、進んだ距離を$x[m]$とすると、

$x=10 \times 5.0=50[m]$

※等速直線運動の$v-t$図では、面積が進んだ距離に対応しています。