GO-AHEADの日記

GO-AHEADで出版した書籍の紹介をします

Re:50歳から始めるArduino UNO-5

Re:50歳から始めるArduino UNO

amazon kindleを出版しました。


 

3.Arduinoのスケッチ(プログラム)
 3.1 LEDの点灯
 (1)基板上LEDを点灯
 まずは、LEDを点灯させてみましょう。LEDは基板上にデジタル端子13(以降D13)の端子が接続されています。この基板上のLEDを点灯させてみます。スケッチは、以降プログラムと呼びます。
 まず、

「ファイル」→「スケッチ例」→「01.Basics」→「Blink」を選択します。

 

f:id:GO-AHEAD:20201222092143p:plain


そうすると、このような、プログラムが読み込めます。

 

f:id:GO-AHEAD:20201222092200p:plain

プログラムの説明

setup()部のプログラムはは
LED_BUILTINは端子13に対応します。

pinModeで、端子の状態を設定します。

端子13を出力OUTPUTに設定します。
pinMode(LED_BUILTIN, OUTPUT);

次にloop()内のプログラムは、
digitalWrite(LED_BUILTIN, HIGH);  ・・・LEDをON
delay(1000); ・・・1秒待つ
digitalWrite(LED_BUILTIN, LOW);  ・・・LEDをOFF
delay(1000); ・・・1秒待つ

というプログラムになります。

次にプログラムをコンパイル(検証)してみましょう。図のチェックをクリックします。

 

f:id:GO-AHEAD:20201222092227p:plain

 

そうすると、コンパイラが起動して、コンパイルを開始します。

f:id:GO-AHEAD:20201222092239p:plain



エラーが出ると、このように表示されますので、エラー箇所を修正しましょう。

f:id:GO-AHEAD:20201222092252p:plain



コンパイルに成功したら、次は→をクリックしてマイコンボードに書き込みましょう。

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書き込みが完了したら、次のように、「ボードへの書き込みがかんりょうしました。」と表示されます。

f:id:GO-AHEAD:20201222092320p:plain

基板上のLEDが1秒間隔で点滅します。

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次に、端子番号を13に指定してプログラムを作成します。プログラムは次のようになります。test1として保存します。

void setup() {
// put your setup code here, to run once:
pinMode(13,OUTPUT);
}

void loop() {
// put your main code here, to run repeatedly:
digitalWrite(13,HIGH);
delay(1000);
digitalWrite(13,LOW);
delay(1000);
}

このプログラムをコンパイルして、転送してみましょう。すると全く同じ動作をすることが分かります。