GO-AHEADの日記

GO-AHEADで出版した書籍の紹介をします

PythonでExcelプログラミング入門-16

PythonExcelプログラミング入門

amazon kindleを出版しました。


6.関数
 6.1 関数を取り扱う。

 pythonでも自分で関数を作ることもできます。関数の作り方は次のようになります。

def 関数名(引数){
    ・
    ・
    ・
 return 戻り値;

 

プログラムは関数が多くなると、プログラム全体の見通しが悪くなるので、関数を別ファイルに保存し、そこの関数を参照するようにしてみましょう。

test061_f.pyというファイルで保存します。

<<test061_f.pyここから>>

def f(x):
y=x**2+8*x+15 #y=x^2+8x+15の計算をします。
return y #yの値を返す。

<<test061_f.pyここまで>>


import openpyxl
import test061_f #ファイルを参照します。

Ex_book1=openpyxl.load_workbook('G:\excel\Book1.xlsx')

Ex_book1_ws1=Ex_book1["Sheet1"]
Ex_book1_ws1.cell(1,1).value='x='
Ex_book1_ws1.cell(2,1).value='y='

x=Ex_book1_ws1.cell(1,2).value #xを入力

ans=test061_f.f(x) #関数f(x)にxを渡し,ansに答えを入れます。

Ex_book1_ws1.cell(2,2).value=ans

#ファイルを保存します。
Ex_book1.save('G:\excel\Book1.xlsx')

 

x=5のときy=80となります。

 

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