GO-AHEADの日記

GO-AHEADで出版した書籍の紹介をします

Re3:50歳から始めるラズベリーパイ(シーケンス制御CODESYS編)-7

Re3:50歳から始めるラズベリーパイ

シーケンス制御CODESYS編

amazon kindle版を出版しました。


(1) 自己保持回路(停止優先回路)

このような自己保持回路を作りたいとき、

f:id:GO-AHEAD:20200130160203p:plain

 

f:id:GO-AHEAD:20200130160402p:plain

を配置します。そして、残りの接点X2のB接点とM1のコイルを配置します。

 

f:id:GO-AHEAD:20200130160423p:plain

並列接続f:id:GO-AHEAD:20200130160532p:plainのボタンも利用できます。

接続を始めたい地点をクリックして、分岐開始地点を設定します

f:id:GO-AHEAD:20200130160633p:plain

 そうすると、分岐の終わる地点(水色の四角)が出てきますので、
ここをクリックします。

f:id:GO-AHEAD:20200130160753p:plain

 水色の四角をクリックするとなぜか、X2に並列に接続されてしまいます。

 (※並列接続f:id:GO-AHEAD:20200130160532p:plainのボタンを使いましょう。)

f:id:GO-AHEAD:20200130160827p:plain

 しかたがないので、いったんX2を消しましょう。そして分岐開始地点を設定し、X1に並列にM1を配置しましょう。

f:id:GO-AHEAD:20200130160945p:plain

次の、接続は同じ行にできないので、
ここを、右クリックして、「ネットワークを挿入(下)」を選択します。

f:id:GO-AHEAD:20200130161034p:plain

f:id:GO-AHEAD:20200130161051p:plain

これで、自己保持のシーケンスの回路はできました。

前回のシミュレータを使用すれば、

f:id:GO-AHEAD:20200130161231p:plain

X1がONして、Y1もONすることが分かります。

(X01をONにするとY01はON)

f:id:GO-AHEAD:20200130161242p:plain

X2をFALSEに設定してもM1は自己保持されています。

(X01をOFFにしてもY01はON)