Re2:50歳から始めるラズベリーパイ(シーケンス制御OpenPLC編)-7
Re2:50歳から始めるラズベリーパイ
シーケンス制御OpenPLC編
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(1)ラズベリーパイで動作させてみましょう。
ラズベリーパイのピン配置は次のようになっています。
入力が%IX0.0~%IX1.5
出力が%QX0.0~%QX1.2まであります。
ただし、%IX0.0と%IX0.1はプルアップされていて、通常ONになっています。
入力電圧は3.3Vなので注意してください。5Vを入力すると壊れるかもしれません。
ここでは、X1を%IX0.2、Y1を%QX0.1とします。
Locationに直接打ち込みます。
下向きの矢印(Generate program for OpenPLC Runtime)で、ラダープログラムを変換します。
そうすると、変換したファイルの名前を入力する画面が出てきますので、
ここでは、prg01と言う名前にしました。
そうすると、「できました」の表示が現れます。
間違っていたら、修正しましょう。
このとき、prg01.stというファイルができています。
(2)ラズベリーパイの接続
接続する回路はこのようになります。
電源を入れる前に、静電気や接続ミスがないかチェックしましょう。
(3)プログラムの転送
をブラウザに入力します。
username:openplc
password:openplc
でログインしましょう。
そして、Programsを選択します。
画面下方にある、「ファイルを選択」をクリックします。
先ほど作成したprog01.stを開きます。
そうすると、プログラムについて聞いてきますので、Nameにprg01と入力して
Upload programをクリックします。
そうすると、ファイルがコンパイルされます。
コンパイルされたら、「Go to Dashboard 」をクリックしましょう。
そして、最後に「Start PLC」をクリックして、
Runningになったら、ラズベリーパイで、PLCプログラムが起動しています。
(4)ラズベリーパイの動作確認
スイッチを押さないときはLEDは消灯しています。
スイッチを押すとLEDが点灯します。
これで、一連の作業は終了です。
お疲れ様でした。