PythonでExcelプログラミング入門-5

PythonでExcelプログラミング入門

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2.1　"Hello World"の表示
(1)セルに表示-1

　まず、EXCELを開いて、なにも記述していないファイルを保存します。ファイルの名前はBook1.xlsxとします。

Book1.xlsxを選択して、「\\..パス」のコピーをクリックして、

Book1.xlsxの場所を取り込みます。
ここでは、以下のような場所にBook1.xlsxがあります。
"G:\excel\Book1.xlsx"

セルに"Hello World"を表示します。

まず、「IDLE (Python 3.9 64-bit)」を選択し、Pythonを立ち上げます。

そうすると、このようなWindowが立ち上がります。

このままでも、実行はできるのですが、別に「File」→「New File」をした方が、扱いやすいので新しいWindowを立ち上げます。

「File」→「Save」で、先ほどのフォルダに「test01.py」で保存しましょう。

「test01.py」で保存できました。

それでは、ここに、セルA1に'Hello World'を書き込むプログラムを記述してみましょう。

#openpyxlをインポートして、EXCELファイルを操作できるようにします。
import openpyxl

#EXCELファイルを開きます。
Ex_book1=openpyxl.load_workbook('G:\excel\Book1.xlsx')
#EXCELのワークシート
Ex_book1_ws1=Ex_book1["Sheet1"]

#EXCELのワークシートのセルA1に'Hello World'を書き込み
Ex_book1_ws1["A1"]='Hello World'

#ファイルを保存します。
Ex_book1.save('G:\excel\Book1.xlsx')

A1に'Hello World'を書き込むことができました。

これで、ファイルを開いて、EXCELを操作して、ファイルを保存するという、基本的な記述はできました。

ここで、＃は一行のコメントを書くことができます。コメントを書くことで、プログラムが分かりやすくなります。また、複数行コメントを書きたい場合は

'''　コメント　'''

の3つのクォートで囲みます。